ある会社のホームページに、分譲マンションの管理費市場調査について情報が掲載されていました。
その内容は、以下のように読めました。

国土交通省の推計では、2018年の新築分譲マンション竣工戸数は微減傾向で推移している。
しかし、マンション管理費市場規模(管理費ベース)では、7,459億円で前年比2.9%増えていると推定しており、市場が継続しているとの見解である。
この会社の試算では、2025年には約19%増の8,866億円の市場規模と推定されている。

管理委託費は、人手不足を背景に管理員・清掃員の人件費が上昇基調であり、今後も上昇する見込みである。
そこで、管理会社の企業努力だけではコスト高を吸収することは困難であることを理由として、管理委託費の値上げ要求が行われ始めている。
その他の方法として、不要なサービスの削減や仕様の見直しを提案し、実質的な値上げを順次進めているのがここ数年の変化として挙げている。
人件費以外のコストも高止まりが継続すると予想され、管理会社は管理委託費の要請を適宜進めて行くことが想定され、管理委託費は緩やかな上昇傾向で推移すると分析している。

また、共用部修繕工事市場は、工事単価の高騰と工事適齢期のマンション数が増加している背景から、2018年は前年比7.8%の6,693億円となっている。

管理費等の値上げ問題で苦悩されている理事さんからのご相談も増えてきています。
支出の仕方など日常の管理組合運営を見直すことで最小限に抑えられることも多くあると思います。

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