携わっていた大規模修繕工事が完了し、先日引渡しの立会をいたしました
検討開始時は理事会でスケジュールやプランの提案など、業者選定時期からは事務局として支援をいたしました

マンション管理士を大規模修繕工事の際に起用するメリットは、事務局として支援できることが大きな部分ではないかと考えます
検討開始から完工・引渡しまで期間が長く、期を跨ぐことがあるほか、管理組合が直面する案件がとても多く、役員の負担が多くなるためノウハウの提供で軽減することが期待できるからです
管理会社との契約の多くには、大規模修繕工事の支援は別業務とされていることもその理由のひとつです

今回は、管理組合がなるべく主体的に考えていただき、次回の大規模修繕工事にもこの経験を生かせていただけるように進めたつもりです

具体的には、これらを重点的に支援いたしました
◇ 長期修繕計画では12年目であった実施をその通りにするのか、もう少し伸ばして行うのか
◇ 設計監理方式、責任施工方式、管理会社一任し行うのかより希望に近い方法の選択
◇ 設計会社及び工事会社の公正かつ透明性のある選定をどのようにするのか(設計監理方式でした)
◇ 組合員にも参加してもらえるようにはどのような工夫をするのが良いか
◇ 理事会での決定をどのようにして組合員に伝えるのか(手法と発信文書案)
◇ 管理会社に協力いただく部分の整理と調整
◇ 立場が違う管理組合と設計会社・工事会社とのコーディネイト(相談対応・調整や通訳のようなこと)
◇ 大規模修繕工事のトラブル、検討事項発生時には、解決のためのご提案
◇ それぞれの委託業者の業務遂行チェックの補助

管理組合(理事会)として配慮することはできるだけ厚く提案し、役員のみなさんも受け入れていただいたこともスムースに進んだ要因と感じています

大規模修繕工事を進めるにあたり、どうしたらよいかお悩みの管理組合さんは遠慮なく当事務所までご連絡ください
初回は無料でご相談できます
そして、良ければご要望に合うような進め方をご相談のうえ支援させていただきます